平成22年5・6月号

紫外線対策
 

 春も半ばを過ぎ、夏が近づき少しずつ暑くなってくる5月6月ですが、日差しが強くなってくることで、紫外線も強さを増してくる時期です。紫外線が一番強い時期と聞いて、7月8月の真夏の間を想像される方も多いと思いますが、実は、年間を通して一番紫外線の強い日は夏至(6月22日)でそれに向けて日に日に紫外線が強くなっていくこの時期が一番対策が必要な時期でもあります。

 強い紫外線はシミやソバカス、しわなどの皮膚の老化や白内障などの目のトラブルなどを引き起こすことが知られています。長期間外出される際は日陰に入ったり帽子をかぶったり日焼け止めを塗るなどして直接紫外線が肌に当たることを避けるよう気をつけていきましょう。使用されているお薬によっては紫外線に敏感になることもあるので、そういった薬を使用されていらっしゃる方は特に注意が必要になってきます。


【日焼け止めの選び方】
日焼け止めは、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤に分けられます。
紫外線散乱剤は、紫外線をはじくことで皮膚を守ります。塗った時に白っぽくなりやすいですが、肌への負担は少ないので、肌の弱い方にも使用していただけます。
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して熱や赤外線に変えて皮膚を守ります。散乱剤に比べて、肌への負担が大きく肌の弱い方にはあまり向いていませんが、紫外線を防ぐ力は強いです。

日焼け止めの紫外線を防ぐ効果を示す目安としてSPFとPAがあります。
SPFはUVBと言う紫外線を防ぐ目安で、数字で示され50が最高です。
PAはUVAと言う紫外線を防ぐ目安でPA+、PA++と+の数で示され、+++が最も強いです。
普段の生活では数値の低いもの、長期間の外出では数値の高いものを選ぶといいでしょう。
購入されるときは肌の状態や目的に応じて薬剤師に相談していただくといいと思います。

塗る際にはなるべく厚めにむらなく塗って2〜3時間に1回は塗りなおすようにしてください。

紫外線には有害な効果だけでなく、食べ物だけでは不足するビタミンDを作る効果もあります。強い紫外線を防ぎ、適度な日差しを浴びることで健康的な体を作っていきましょう。