平成23年7・8月号

食 中 毒
 

★食中毒とは

原因となるウイルス・細菌が付着した食品や、有毒・有害な物質が含まれた食品を食べることによって、下痢・嘔吐・腹痛などの急性胃腸炎症状や発熱・倦怠感などの風邪様症状の健康被害が起こることです。ウイルスや細菌が食品に付いても、味・におい・色が変わることはないので、食べる前に見分けはつきません。

★食中毒の分類
@ 細菌性食中毒
 毒素型:細菌が食物の中で作り出す毒素が体内に入って起こる
       黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌など
 感染型体内に入った細菌が腸の中で増えたり毒素を作ったりして起こる

       サルモネラ・腸炎ビブリオ・腸管出血性大腸菌(O−157)など
A 自然毒食中毒
毒きのこ・じゃがいもの芽(ソラニン)・ふぐ毒・貝毒など

また、以下のB〜Dは、それぞれが食品や飲料水などを介して体内に入り起こる。
B ウイルス性食中毒
ノロウイルス・A型肝炎ウイルスなど
C 原虫等による食中毒
クリプトスポリジウム・真菌など
D 化学性食中毒
貴金属(鉛・カドミウム・有機水銀など)・農薬・殺そ剤など

★食中毒の予防
T. 付けない ・・・

食品に食中毒菌を付けない!そのため、手や器具・野菜や魚などの食材を洗ったり、器具を使い分けたりしましょう。

U. 増やさない ・・・ 食中毒菌に増殖する時間を与えない!低温では菌が増えにくいので食品は室温で放置せずに冷蔵庫で保管しましょう。ただし、冷やしたからといって菌は死ぬわけではないので、あまり過信せず早めに食べるようにしましょう。
V. 殺す ・・・ 菌に適した増殖温度を与えない!食中毒を起こす微生物のほとんどが熱に弱く、食品についていたとしても加熱を十分にすれば殺すことができます。また食器や調理器具などは、洗ったあとに熱湯や塩素系漂白剤などで消毒するとなお良いでしょう。