平成23年9・10月号

下 痢
 

★症状・原因は

普通の便よりも水分がはるかに多く、液状に近い状態(約85%が水分)の便のことをいいます。小腸での消化・吸収と大腸での水分吸収の過程で異常が起こっています。下痢には大きく分けて、急にお腹が痛くなって起こる急性のものと、2週間以上続く慢性のものがあります。急性の下痢便に血液が混じっていたり、発熱、激しい腹痛、吐気、嘔吐があったりする場合は伝染病や食中毒の可能性もあるので、医師の診察を受けた方がいいでしょう。
急性の下痢の原因は、冷たいものの取りすぎや体の冷え、お酒の飲みすぎ、暴飲暴食、過度の緊張などによる精神的ストレス、風邪ウイルスなどによって起こる場合がほとんどです。2週間以上下痢が続いて止まらないということがあれば、潰瘍性大腸炎などの病気が原因となっていることもあるので、病院で検査をすることをお勧めします。

下痢の時の食事 
お腹を温め、絶食をして胃腸を休ませ、脱水症を防ぐために水分をしっかりと補給し、体を休ませることが重要です。下痢に適した食事は、
・胃腸を刺激しないもの
・できるだけ少しずつ
・何回にも分けて
        与えることが大事です。
スポーツドリンクや湯ざまし、番茶、リンゴ果汁、かたくり、温かいスープ、味噌汁などが良いでしょう。腸に刺激を与える香辛料や繊維の多い野菜や果物はひかえ、カフェイン飲料、アルコール類、炭酸飲料は取らないようにします。また、乳製品・牛乳・冷たい飲み物も腸を刺激するのでよくありません。急いでたくさん食べないことです。